
専門学校デジタルアーツ東京は、宮城県仙台にも姉妹校を持つ、学校法人の専門学校です。
東京校は、近年サブカルの聖地となった池袋にあるのも魅力的ですね。
ここでは、専門学校デジタルアーツ東京「声優学科」の
がどれ位なのか説明していきますね。

こんにちわ!現役声優・ナレーター・演劇団体代表の「しいな」です!
事務所名は明かせないけど、声優を目指す人なら必ず一度は耳にする事務所に所属しています!
学校選びは、声優として歩めるかどうかの第一歩なのでとても大切です。
沢山ある声優の学校や養成所をしっかり検討して、あなたに合った所が見つけられるよう微力ながら力になれればと思います。
専門学校デジタルアーツ東京の強みや特徴は?

デジタルアーツ東京は2000年に現在の校名に変更してから20年以上の歴史があり、多くの専門学校を運営している菅原学園グループのため安心感があります。
今やアニメの町としても有名な池袋にあるのもポイントが高く、私が選んだ声優専門学校・スクールおすすめランキングで第10位に位置しています。
デジタルアーツ東京の強み・メリット
デジタルアーツの強み | デジタルアーツの惜しい点 |
---|---|
少人数制クラス | 学費が高い |
インターンシップや在学中デビューチャンスあり | 声優輩出の実績が少ない |
立地が良い | |
学科を越えた学内コラボで繋がりがある | |
学割・学費減免・給付奨学金などが充実 |
少人数制クラス:1クラス15~25人の少人数制クラスのため、なかなか自分の番が回ってこなかったり、指導の漏れなどが少なくなります。
インターンシップや在学中デビューチャンスがある:無認可校では、一般的なインターンシップ制度を学校法人の専門学校で取り入れているとこはまだ珍しいので、特徴&強みになると思います。いきなり現場に行ってもどうすれば良いか分からないなんてことが無くなります。
立地が良い:近年、秋葉原をしのぐサブカルの聖地として君臨する池袋にあるため、帰りに新しい情報を取り入れたり、仲間と遊びに行ったりといったことにも困らない立地の良さがあります。
学内コラボで他の学科との繋がりが持てる:他の学科が制作したものに声を吹き込んだりすることで、作品が出来るまで流れや制作者の考えなどを学べる良い機会になり、未来のアニメ制作者との繋がりも持てるようになります。
学割が使え、学費減免・給付奨学金などが充実:専門学校は学費が高いと思われがちですが、最近は様々な支援制度があり、学費を減らしたり、返済しなくてもいい給付金もあります。これらの制度は無認可校では受けられず、認可された学校法人でしか受けられません。制度を活用すれば、学費をかなり抑えて専門学校に通うことも可能です。
デジタルアーツ東京の惜しい点・デメリット
学費が高い:2年間で275万円程度の学費がかかり、かなりの高額です。しかし学校法人であるため学費減免や返済不要の給付制度が充実しているので、これがうまく活用できればかなり学費を抑えることが可能です。
声優輩出の実績が少ない:20年の歴史があるわりに、今一つ有名な声優を輩出できていないのは惜しいところです。他の学校では年間350回以上オーディションを開催しているところもあるので、比較するとデビューシステムに弱い印象を受けてしまいます。
専門学校デジタルアーツ東京の口コミ・評判は?

専門学校デジタルアーツ東京の口コミや評判を、読みやすいように良い口コミ・悪い口コミでまとめました。
まずは悪い口コミから紹介していきますね。
デジタルアーツ東京の悪い口コミ

声優学科に通っていましたが学校が紹介してくれたオーディションはほとんど落ちて、養成所にも入れませんでした。
結局、一般職に就くことになりましたが声優と関係ない仕事で悔しい思いをしたので、よく考えてから行った方が良いですよ。

学費は他のところと比べればいくらか安いほうですが、それでも高いです。
ちょいちょい設備が壊れてて使えなかったりもするし、どこに金かけてんだって感じ。
先生たちは一生懸命やってくれるけど、どうも全体的に普通だった。

小人数制で少ないので、クラスの雰囲気が悪くなると辛いです。
私はあまり仲の良い友達ができなくて孤立してました。
授業も楽しめなくなってやる気がなくなってやめました。
運はあるけど、どういう人達と同じクラスになるかは結構重要だと思う。

クラスの雰囲気は、そのときの運なところが大きいかも知れませんね。
難しいですが、受け身にならずにこちらから働きかける行動をとっていくと少し好転することもあります。
演技も教わる姿勢だとあまり上手くならないので、勇気を出して行動してみると伸びが早くなると思います。
デジタルアーツ東京の良い口コミ

声優学科に通ってみて良かったと思ってます。
先生方はとても熱心で丁寧に教えてくれるし、授業も色々体験できて演技だけじゃなくダンスや殺陣なんかもあって色んなことに挑戦できました。
声優になるのは簡単じゃないけど、未経験の人には結構おすすめだと思います。

声優学科は少人数制なので、先生との距離が近くて質問しやすかったです。
授業も楽しくて、出来ないことを次の回までに訓練して出来るようにするのは大変だけど、充実してて楽しかった記憶があります。
文化祭や卒業公演などのイベントも盛りだくさんで、今も思い出に残ってます。

場所が池袋なんで、帰りにアニメイトに寄ったり映画を観たりできるのが良かった。
映画も学割が使えるから安くみられるし、なんでもあるのは便利で良いところ。

私は声優学科に通っていましたが、他の学科の人とコラボして交流ができたのは楽しかったです。
アニメやゲームなどの作品を共同制作したりして、こうやって作品が出来てるんだって思ったり、目指すところは違うけど共通した部分があったりして、お互いに頑張ろうって気になれて楽しかったです

少人数制だと、講師との距離も近くて質問しやすくなりますよね。
身体を使ったレッスンがあるのも良いと思います。
一見声優とは関係ないように思いますが、身体の使い方が分かるといろいろ利用することができるので、殺陣とかも良い経験になると思いますよ。
池袋で遊びすぎには注意が必要かもしれません。
専門学校デジタルアーツ東京の学費は?

1年次 | 136万円 |
2年次 | 124万円 |
教科書・教材費等 | 別途必要(記載なし) |
計 | 260万円+教材費等 |
公式ページ | 専門学校デジタルアーツ東京 |
デジタルアーツ東京は2年間で260万円(教材費など別)の学費が必要でかなり高額ですが、学校法人の強みである「授業料等減免&給付奨学金(返済不要)」や菅原学園独自の特待生制度が適用出来れば、授業料の負担を大きく減らすことも可能です。
専門学校デジタルアーツ東京の偏差値について
専門学校デジタルアーツ東京には偏差値というものはなく、基本的に「書類選考」となり、学力の入試試験はないので偏差値は関係ありません。
念のため学校のアドミッションポリシー(学校が望む学生像)は目を通しておいた方が良いと思いますよ。
専門学校デジタルアーツ東京の講師陣

- 勝沼紀義さん
『フューチャー・アベンジャーズ 』
『ハイキュー‼︎』
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ほか - 城内美登理さん
『げんきげんきノンタン』
『キャプテン翼』ほか - 梶 武志さん
『氣志團現象最終章』
『謎解きはディナーのあとで』ほか

デジタルアーツの講師陣は上記の方以外にもダンス、歌、パントマイム、殺陣など広い分野のカリキュラムが受けられる講師構成になっています。
専門学校デジタルアーツ東京の卒業生は?

過去にデジタルアーツを卒業されて、現在活躍されている方は以下の通りです。
- 愛川菜帆
- 堀川かえで
- 篠田佳歩
- 星慶治
- 三浦陽子
- 前田晴香(順不同、敬称略)
新設校というわけではないのに、ちょっと寂しい印象を受けてしまいますね。
とはいえ卒業生がすべてではなく、大切なのは自分に合っているかどうかなので、出来るかぎり他の学校も比較検討してみて、納得したうえで学校を決めると後から後悔をせずに済むと思いますよ。