日本工学院専門学校(英略:NECC)は、北海道、蒲田、八王子にキャンパスを持つ大きな専門学校です。
残念ながら声優コースは北海道には無く、蒲田と八王子キャンパスだけとなっています。
ここではそんなマンモス校である日本工学院専門学校の、
がどれ位なのか説明していきますね。
こんにちわ!現役声優・ナレーター・演劇団体代表の「しいな」です!
事務所名は明かせないけど、声優を目指す人なら必ず一度は耳にする事務所に所属しています!
学校選びは、声優として歩めるかどうかの第一歩なのでとても大切です。
沢山ある声優の学校や養成所をしっかり検討して、あなたに合った所が見つけられるよう微力ながら力になれればと思います。
日本工学院専門学校の強みや特徴は?
日本工学院は48年以上の歴史を持ち、3箇所にキャンパスを持つマンモス専門学校です。
広大な土地を活用して、さながら大学のようなキャンパスライフを送れるのは魅力的で、私が選んだ声優専門学校・スクールおすすめランキングで第9位に位置しています。
日本工学院の強み・メリット
日本工学院の強み | 日本工学院の惜しい点 |
---|---|
講師陣が実力派有名プロ声優 | 学費が高い |
施設が広く、設備も新しい | アクセスがイマイチ |
学内オーディションには90社以上が参加 | |
学校法人で学割が使える | |
学費減免、給付奨学金などが充実 |
講師陣が実力派有名プロ声優:専門学校の場合、現役のしかも有名声優を講師に呼ぶのが難しいのですが、日本工学院では茶風林さん、富永みーなさん、渕崎ゆり子さん、折笠愛さんといった現役の有名声優が直接指導してくれるのはとても贅沢で強みです。
施設が広く、設備も新しい:蒲田キャンパスには片柳アリーナやクラブハウスの食堂があったり、八王子キャンパスには広大な土地に片柳記念ホールがあったりと、マンモス専門学校ならではの華やかで贅沢なキャンパスライフを送れるのが最大の魅力です。
合同審査会は90社以上が参加:必修授業の他にも、様々な選択ができるカリキュラムが用意されておりインターンシップなども組み込むことが可能で、デビューサポートの合同審査会では声優事務所、劇団など約90社の関係者が参加する審査会を開催して、所属チャンスをサポートしてくれます。
学割が使え、学費減免・給付奨学金などが充実:専門学校は学費が高いと思われがちですが、最近は様々な支援制度があり、学費を減らしたり、返済しなくてもいい給付金もあります。これらの制度は無認可校では受けられず、認可された学校法人でしか受けられません。制度を活用すれば、学費をかなり抑えて専門学校に通うことも可能です。
日本工学院の惜しい点・デメリット
学費が高い:2年間で275万円程度の学費がかかり、かなりの高額です。しかし学校法人であるため学費減免や返済不要の給付制度が充実しているので、これがうまく活用できればかなり学費を抑えることが可能です。
アクセスがイマイチ:蒲田キャンパスは駅から2分程度ですが、八王子キャンパスは駅からスクールバスの乗って通う必要があります。周辺地域の環境を理解するためにも、オープンキャンパスや説明会などに参加して自分で確認してみるのがオススメです。
日本工学院専門学校の口コミ・評判は?
日本工学院専門学校の口コミや評判を、読みやすいように良い口コミ・悪い口コミでまとめました。
まずは悪い口コミから紹介していきますね。
日本工学院の悪い口コミ
広大なキャンパスや施設に比例して学費は高いんですよね。
お金がなくて特待生しか選択がなかった私からするとこういったキャンパスライフは憧れてしまいます。
必修科目は固定なものの、現在では選択科目がなかなか充実しているので、公式HPからカリキュラムを確認してみると良いですよ。
交通の便と環境は相反することも多いので、実際に体験してみて判断してみたほうが良いと思います。
日本工学院の良い口コミ
講師の方は熱心に教えて下さっている印象を受けます。
環境も良く講師の方も熱心とはいえ、自分との相性は分からないので、可能であれば説明会や足を運んでみてどんな環境かを確かめてから決めるようにしましょうね。
日本工学院専門学校の学費は?
日本工学院は2年間で279.5万円の学費が必要でかなり高額です。
しかし現在高校生の方は「授業料等減免&給付奨学金(返済不要)」を活用すれば、授業料の負担を大きく減らすことも可能ですし、その他の奨学金制度もあります。
ここは学校法人の最大の強みなので、ぜひうまく活用して声優への道を目指してください。
日本工学院専門学校の偏差値について
日本工学院専門学校には偏差値というものはありません。
一般入試でも「書類選考+面接」となり、学力試験はないので偏差値は関係ありません。
一応学校のアドミッションポリシー(学校が望む学生像)は目を通しておいた方が良いです。
日本工学院専門学校の講師陣
- 茶風林さん
『サザエさん』磯野波平役
『名探偵コナン』目暮警部役ほか - 冨永みーなさん
『サザエさん』磯野カツオ役
『それいけ!アンパンマン』』ドキンちゃん役ほか - 渕崎ゆり子さん
『おじゃる丸』カズマ役
『爆走兄弟レッツ&ゴー』』星馬烈役ほか - 折笠愛さん
『新機動戦記ガンダムW』カトル・ラバーバ・ウィナー役
『プラネテス』フィー・カーマイケル役ほか
日本工学院の講師陣は実力派の有名声優の方ばかりなのは凄いです。
学校法人の場合、様々な制約があって現役声優を講師にするのはなかなか難しいのですが、この豪華講師から直接指導を受けられるのは大きなメリットだと思います。
全員が蒲田・八王子を担当しているとは限らないので、説明会などでしっかりと確認したほうが良いと思います。
日本工学院専門学校の卒業生は?
過去に日本工学院を卒業されて、現在活躍されている方は以下の通りです。
- 江口拓也
- 坂本美里
- 日置秀馬
- 中原日菜
- 折笠愛
- 豊口めぐみ
- 福原由莉奈
- 間宮康弘
- 寺島惇太
- 大野柚布子
- 新谷良子
- 斎藤桃子
- 神崎快
- 近藤唯
- 逢坂良太
- 岡村紀央美
- 井澤詩織
- 吉岡さくら
- 劉セイラ
- 栗坂南美
- 小田久史
- 本多真梨子
- 一木美名子
- 清水愛
- 木部ショータ
- 駒形友梨
- 菊池正美(順不同、敬称略)
さすが長い歴史がある学校なので、卒業後に活躍されている声優も大勢いらっしゃいますね。
ここ近年でも変わらず有名な声優を輩出し続けているのは凄いことです。
とはいえ卒業生で自分が声優になれるかが決まるわけではなく、大切なのは自分に合っているかどうかです。
出来るかぎり他の学校も検討してみて、納得したうえで学校を決めると後から後悔をせずに済むと思いますよ。