- 自分の声は特徴が無い
- 人から変な声だと言われてコンプレックス
- 大きな声が出せない、滑舌がよくない
こういった悩みで、声優になりたいけど一歩を踏み出せない方は多いです。
この記事では、声に悩みを抱える声優志望の人に向けて、その声こそが最大の武器である理由をお伝えしていきますね。
こんにちわ!現役声優・ナレーター・演劇団体代表の「しいな」です!
事務所名は明かせないけど、声優を目指す人なら必ず一度は耳にする事務所に所属しています!
大変なのはこれからだから、少しでも情報集めの助けになれば嬉しいです!
声優になりたいと思ってるけど、自分の声に自信がない
声に自信がなかったりコンプレックスを持つ人は声優になれないのか?
結論を言えば、声に自信がなくても声優になれます!
逆になれる可能性が高いかも知れません!
これには、はっきりとした根拠があるので安心してくださいね。
声に自信がない・コンプレックスでも声優になれる理由
さてその根拠は、いま人気声優として活躍している有名声優も、あなたと同じように声に自信がなかったり、コンプレックスを持っていたからです。
もともと「自分の声がコンプレックス・嫌いだった」とメディアで答えている声優を紹介しますね。
- 竹内順子(昔はコンプレックスだった)
- 竹達彩奈(自分の声が嫌い)
- 橘田いずみ(自分の低い声が好きではなかった)
- 宮田幸季(自分の声をコンプレックスに思っていた)
- 花澤香菜(自分の声があまり好きじゃなかった)
- 蒼井翔太(自分の発している声を聴くのも嫌だった)
- 小倉唯(透き通った声ではなかったのがコンプレックス)
- 代永翼(声が高すぎていじめられていた)
- 福原遥(声がコンプレックス)(順不同・敬称略)
ぱっと調べただけでもかなりの人数、しかも豪華なメンバーですよね。
例え今は有名で主役を演じる声優でも、最初はあなたと同じように、声に自信がなかったりコンプレックスを抱えていたんです。
本当は素敵な声の持ち主なのに、幼い友人の一言に傷ついてしまうなんてことはよくあります。
きっと、本当のところはこうですよ。
つまりは、幼いころに声を指摘されて嫌な思いをしたことがある人こそ、特徴的で魅力的な声を持っていて、それこそがあなたの最大の武器になるかもしれないということです。
自分の声は特徴が無い…本当に?
自分の声は普通で特徴がない、それは本当でしょうか?
実は、あなたの声ははっきりと特徴を持っていて、それはあなただけのものです。
よく刑事ドラマなどに出てくる「声紋鑑定」この精度は99~99.9%といわれています。
つまり普通の声も平凡な声もなく、あなたの声はあなただけの特別なものです。
特徴がなかったら鑑定できるはずありませんからね。
声は誰にもない自分しか持っていない楽器です。
その楽器を磨いてさらに美しい音色にするためには訓練をするしかありません。
あなただけの楽器を自信を持って大切にしてあげてください。
まだ声優になりたいことを親に伝えてない方は親に声優になりたいと言えない人へに目を通してみてくださいね。
学費や費用の面で悩んでいる方はお金がなくても声優を目指す6つの方法も良かったら読んでみてください。
大きな声が出せない、滑舌がよくないから自信がない
大きな声が出せない、滑舌がよくないという人は、心配しなくても大丈夫です。
理由は、それをこれから声優養成所や専門学校でトレーニングしていくからです。
「随分あっさりしてるな…」と思うかもしれませんが、声量や滑舌に関しては、文字だけではなかなか伝えるのが難しいからです。
なぜなら、一人一人で問題や課題が違うので、逆に一般的なことをざっくり伝えても間違った方向に進んでしまう可能性があるからです。
間違った方向から正しい方向へ戻すのは、時間がかかるので今は我慢です。
声優養成所や専門学校では、これまで沢山の生徒と関わって経験を積んだプロの講師が、どうしたら課題を解決できるか、丁寧に声優の基礎を教えてくれるので安心してくださいね。
滑舌はすぐには良くなりせんが、日々の練習で少しずつ良くなっていきます。
今から練習しておきたいという方は以下↓を読んでみてくださいね。
今からでも出来ることはないの?まずは自分に自信をつけよう!
具体的な練習法を今伝えるのは難しいですが、自分の声に少しだけ自信がもてるようになる訓練を紹介しますね。
まずは、自分の声を録音してみましょう!
普段自分で聞こえる声と録音した声が違うのをご存じですか?
普段、自分に聞こえている声は骨導音といって頭蓋骨に反響した音を耳が拾っている声で、録音した声つまり周囲の人が聞いているあなたの声は気導音といって空気を振動させて伝わった声です。
このために、自分で録音した声を聴くと「なんだこの声…」となるわけです。
この違和感を解決するには「慣れる」しかありません。
それには、スマホに自分の声を録音して聞き返すことで、徐々に耳が慣れてきます。
このときに大きな声を出す必要はありません。
それよりも大切なのは口角を上げて喋ることです。
スマホに向かって喋ると、ボソボソとした口先の喋り方になるので暗い声になりがちです。
声の印象を明るくするために口角を上げて喋ることで、今までよりも自分の声が明るく聞こえるようになります。
まず姿勢を正し、正面に向って喋ります(スマホはちょっと離れてても音を拾います)
口角の上げかたは、はっきりと「い」の口をすると、口が横に引かれ、ほんのすこしだけ上唇が上がり前歯が出るのが感じられると思います。この状態を意識して何かを読んでみましょう(少し意識するだけで大丈夫です)。このページでも良いですよ。
どうですか?少し印象が明るくなったでしょうか?
なにも変わらなくても大丈夫です。
次は同じように「い」を少しだけ意識しながら、今よりももっと高い声、低い声、透き通った声、やさしい声の4つを、軽く意識するだけで良いので録音してみましょう。
ちょっと違いが出ましたか?
今うまくいかなくても問題ありません。
気づけば、さっきよりも自分の声に違和感がなくなってませんでしょうか。
いざ声優養成所や専門学校に通うと、嫌というほど自分の声を聴くことになるので、今のうちに慣れておいて損はないですよ。
慣れてきたら、先に書いた「滑舌の練習」を録音してみましょう。
目指すは、声優志望なら誰もが通る「外郎売り」です!
外郎売りは縦書き外郎売り全文!現代語訳ふりがな付きを練習に使ってくださいね。
まとめ
実は声にコンプレックスを持っていた有名声優の人達も、勇気を出して声優への一歩を踏み出したからこそ、今輝いているんだと思います。
ぜひあなたも声優になるための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
少しだけ自信がついた・興味がわいたという方は声優養成所や専門学校の資料を読んでみるとイメージが掴めていいですよ、お金もかかりませんしね。
資料を取り寄せるならヒューマンアカデミー・日ナレ・代アニの3カ所がオススメです。
どれも全国に校舎がありコースも様々、多数の有名声優を輩出している実績があります。
詳細な情報はもちろん、プロ声優からのアドバイスやオーディション必勝本が付いてきたり、何よりどこも見栄えが良いので、目を通すだけでも楽しく読むことができてオススメですよ。