ガジェットリンク附属声優養成所は、声優プロダクション大手の俳協に所属していた平松広和さんが2009年に立ち上げた「ガジェットリンク」の付属養成所です。
平松広和さんは、過去に「俳協ボイス」の講師をなさっていた方なので、言ってみれば俳協ボイスと同じレッスンを受けられる養成所ということになります。
ここでは、ガジェットリンク付属声優養成所の
について説明していきますね。
こんにちわ！現役声優・ナレーター・演劇団体代表の「しいな」です！
事務所名は明かせないけど、声優を目指す人なら必ず一度は耳にする事務所に所属しています！
あなたに合ったところが見つかるよう、少しでもお役に立てれば幸いです。
ガジェットリンク附属声優養成所ってどんなところ？
ガジェットリンク附属声優養成所は、これまで対面式のレッスンをメインとしていましたが、コロナ禍によるオンライン授業を転換点とし、オンラインを活用したリモートレッスンをメインに据えた声優養成所になりました。
最大15人の少人数制
レッスンは週１回３時間でクラスは最大でも15人までの少人数制、リモートレッスンのために他の生徒の演技やダメ出しに影響されることなく、自分だけに集中したレッスンを受けることが可能です。
もし他の人の演技を参考にしたい場合には、音声データが共有されており、自分にはない・苦手な部分の解消にも活かすことができます。
平松広和さんの直接指導
講師は現役声優の平松広和さんが直接指導してくれ年２回ある所内審査に合格すれば最短半年で準所属になることも可能です。
審査後に評価や課題を一人ずつフィードバックしてくれるのは、とてもありがたいポイントです。
また準所属なると、その後の授業料が無料になるので、高額な授業料が払えず声優のレッスンが受けられないという方にも人気があります。
ガジェットリンク附属声優養成所まとめ
リモートレッスンによって無駄な費用がかからず、クラスの雰囲気や他人のやる気に影響を受けることもなく、地域差によるレッスン差も無いという、余計なものを排除して声優の育成に特化した養成所です。
派手さはないものの、新しいものを取り入れ堅実に声優を育てていくスタイルにより私の声優養成所ランキングでも第８位にランクインしています。
日本どころか世界中でネット環境があれば、どこでもレッスンを受けられるのは良いですよね。
交通費や時間、家賃代も節約が出来るのはポイントが高いです。
ガジェットリンク附属声優養成所のシステムは？
ガジェットリンク附属声優養成所には選抜クラスとプロクラスがあり、プロクラスは演技経験者のみ受けることが可能です。
選抜クラス：役者としての身体づくりと演技基礎に重点を置いたクラス
プロクラス：演技経験者のみを対象としたプロを目指す為のクラス
選抜クラス(審査年１回) ⇒ プロクラス(審査年２回) ⇒ 準所属(無料レッスン最大２年) ⇒ 所属
ガジェットリンク附属声優養成所の年齢制限や応募資格は？
ガジェットリンク附属声優養成所の応募資格は厳しいものではありません。
- 「中学卒業以上および本年度卒業見込みの方」
- 「年齢性別不問」
プロクラスに応募する際には、上記に以下の条件が加わります。
「養成機関で１年以上の演技経験または同等の実力を有する方」
年齢の上限は無く、幅広い方がレッスンを受けることが可能で、オーディションのエントリーは公式HPから可能です。
自己PRや志望動機の入力欄に何を入れたら良いか分からない方は志望動機・自己PRの書き方を参考にしてみてくださいね。
ガジェットリンク附属声優養成所の費用・学費は？
| 選抜クラス | プロクラス | |
|---|---|---|
| 受験料 | 5,500円(ワーショップ参加者は全額免除) | |
| 入所金 | 16.5万円 | |
| 授業料 | 26.4万円 | |
| 計 | 43.45万円 | |
| 公式ページ | ガジェットリンク附属声優養成所HP | |
選抜クラス・プロクラスともに費用に違いは無いようです。
無料のワークショップに参加することで受験料が全額免除になるので、受験を考えている方は忘れず参加するようにしましょうね。
ガジェットリンク附属声優養成所の口コミ・評判は？
ガジェットリンク附属声優養成所の口コミや評判を、読みやすいように良い口コミ・悪い口コミでまとめました。
まずは悪い口コミから紹介していきますね。
ガジェットリンク附属声優養成所の悪い口コミ
審査のあとのフィードバックはストレート過ぎて、僕にはちょっと厳しかったです。
プロになるには仕方ないのかも知れないけど、もう少し柔らかく行ってくれれば良いのにとは思いました。
事務所に入れませんでした。
レッスンは良いんだけど、その後のプロダクションが弱くていまいちやる気が出ないというのはあります。
一言でいえば地味です。
プロダクションが大きくないので、名前が売れるような仕事はあまりありません。
もし入れても、自分で売れていく方法を考えないとキツいと思うので、セルフプロデュースは考えておいた方が良いと思います。
しっかり声優を育成するとなると、厳しいダメ出しになってしまうのはある程度仕方がないのかも知れません。
大きな事務所だと埋もれて仕事が来ない、小さな事務所だと仕事があまりないという問題は常にあるので、ある程度下調べして納得した上で通うことをおすすめします。
ガジェットリンク附属声優養成所の良い口コミ
コロナになったとき、通うのが結構不安だったんだけど、ここはいち早くオンラインでのレッスンに切り替えてくれたので、安心してレッスンを受けることができました。
最初はどうなることかと思ったけど、実際にオンラインで受けてみると余計な情報が入らない分集中して受けられるので、結構良かったですよ。
講師の方は、元俳協ボイスの講師なので、質が高く時には厳しく教えてくれます。
少人数制なので、自分の番が来ないなんてこともないし、しっかりと教えてくれるので僕的にはオススメの声優養成所だと思います。
審査が年２回あるおかげで、いつも緊張感を持ってレッスンを受けることが出来たと思います。
審査後にちゃんと一人ずつどこが良くなかったか、次のステップの課題は何かを指摘してくれるので、目指す方向や課題が分からなくなるなんてことなく、前に進めたと思います。
事務所には残れなかったけど、今でも教えてくれたことは役だってます。
演技は対面でという固定概念を捨てて、新しいものを取り入れていく姿勢は良いですね。
少人数制でしっかりと教えてくれるといった声も多いようです。
ガジェットリンクの所属声優は？
平松広和,白石稔,髙澤拓実,森谷遥,嶺井奈緒,山城リアン,小山夏実,兼松甲,月野百花,中村崇恵,久保田健介,転正浩充,小尾元政,菅俊哉,高橋和恵,石原舞,𠮷川まひろ,吉岡光,吉田果菜,宮瀬悠希,小林健次郎,天野早稀,江藤要介,内海まり,鍋田カホル(敬称略・順不同)
大きな声優プロダクションではないため、所属声優の人数もあまり多くはありません。
大きなプロダクションだと埋もれて忘れられてしまうこともありますが、少ない人数だからこそチャンスが多いとも考えられます。
口コミは少々古いものもあるので、実際に体験したり見学して確認したいところです。
可能であれば、ガジェットリンク附属声優養成所のワークショップに参加して、レッスンがどのように行われるのか、どんな雰囲気なのかを確かめてみるのが良いかも知れませんね。
良かったら、以下から他の養成所や学校についても目を通してみてくださいね。
