
といったことが、当時の私も気になってました。
そこで現在声優になった私が
- 声優に向いている人とは
- 必要な能力は
- 私は声優に向いているのか
について声優適性診断を作ったので、良かったら試してみてくださいね。
先に設問の内容について詳しく説明しているので、すぐに診断したい方は声優適性診断へ進んでください。

こんにちわ!現役声優・ナレーター・演劇団体代表の「しいな」です!
事務所名は明かせないけど、声優を目指す人なら必ず一度は耳にする事務所に所属しています!
声優を目指そうと思っても不安がいっぱいで夜も眠れないときが私もありました。
少しでも不安が取り除けて、夢を叶えるお手伝いが出来れば幸いです。
声優適性診断の設問について

ここでは、設問の説明と補足をしていきます。
声優に必要な能力(考え方)についても触れていくので診断の前でも後でも、ぜひ一度読んでみてくださいね。
声が大きいほうだ
マイクを使うといっても、あまりに声が小さいとマイクにのりませんし声量や圧力で表現に変化をつける必要もあるので、声の大きさは声優に必要な能力です。
「大は小を兼ねる」と言うように、大きな声が出るほうが選択の幅が広がるので声が大きいほうが良いと思います。
発声練習や声帯の使い方を学ぶことで、ある程度は改善出来るので今声が小さくても大丈夫ですよ。
良い声・変わった声と言われたことがある
過去に指摘されて、自分の声にコンプレックスを感じている人もいるかも知れませんが、実は今活躍している声優でも同じように声にコンプレックスを抱えていた方が多かったりします。
独特な声質は自分にしかない強みになりますし、声優の資質としてあったほうが良いものです。
私もよく「あんな声に生まれたかった…」なんて思いますが、無いものは仕方ないので他で補ってます。
コミュニケーション能力が高い
アニメや洋画の現場では当然ほかの声優もいますし、監督やスタッフなど大勢の人と関わるのでコミュニケーション能力はとても大事です。
例えばAさんとBさんどちらを起用するか迷った場合、コミュニケーション能力が高い人のほうが選ばれる可能性が高いのは自然なことです。
現場はもちろん事務所のマネージャーとの関わりにもコミュニケーション能力が必要ですし、新しい仕事を獲得したり次につなげる営業力にも関わるので声優にとって重要な能力です。
耳が良い

声を操る仕事なので、耳の良さは大切な能力で第一線で活躍する声優は皆さん耳が良いです。
ほんの少しのニュアンスや間の違いに気付けたり、上手な人と自分はどう違うのか?など自分の演技力向上にも欠かせません。
あまり自信がないという人でも、耳の良さはある程度は訓練で改善できるので安心してくださいね。
ちなみに私は「絶対音感」ではなく「大体音感(注:そんな言葉はありません)」です。
歌うのが好き
声優が歌う機会はとても増えましたが、なかには「歌は苦手」といった方もいらっしゃいます。
絶対に歌うのが好きである必要はありませんが、演技の中で鼻歌を歌ったりする機会もありますし、セリフのイントネーションや方言などを使う際にも必要な能力だったりします。
仕事で「歌が得意な人」といった指定があることもあります。
私は歌うのが好きです、まぁ上手い下手は別として…。
読書が好き
読書は語彙力や読解力、知識量を増やすのにも最適です。
もちろん漫画も良いですが、活字だけのうほうが情景を思い浮かべたり想像力を働かせる訓練になると思います。
視覚から入る情報量はとても多いので、イメージが固定されてしまって想像の幅が狭くなってしまいがちです。
自由な発想力を養うためにも、出来れば活字だけのものも読むようにしたほうが良いですよ。
社会情勢なども知っておくと役作りやストーリーの把握に使えるので興味が無くてもニュースを読みましょうね。
忍耐力がある
声優の訓練をしていく上で、うまく出来ないことや壁に突き当たることがあります。
こんなときに粘り強く繰り返し練習して壁を乗り越えていくためには忍耐力が必要になってきます。
まぁホント…耐えなければならない事は色々とありました(遠い目)
また映画などは収録時間が長いですし、カーナビなど大量で終わりが見えない仕事の際にも忍耐力が必要です。
アニメ・漫画・映画が好き

どれも好きではないけど声優はやりたいという方は少ないと思いますが、もしいたらスミマセン。
好き・興味があることは行動を起こす原動力になるのでとても大切です。
私も全部好きです。
声の持続力がある
売れっ子になると一日にいくつもの現場をかけもちして、また翌日には違う現場をいくつも…。
途中で声が枯れることは許されないので、元々の声帯の強さがあると助かります。
もし持続力があまりない人でも、声帯を休ませしっかりケアしてあげたり、声帯を痛めにくい正しい発声を学んでいくことで毎日クリアな声が維持できます。
負けず嫌い
競争が激しい声優業界において、負けず嫌いな考え方は必要です。
諦めずに挑戦し続けることが成功への一歩につながることもありますし、競争相手に負けたくないと自分を鼓舞する原動力にもなります。
負けず嫌いな私は「うまく出来ない自分に負けたくない!」と一人で勝手に戦かったりもします。
メンタルが強い
養成所や声優スクールの同期は仲間であると同時にライバルでもあります。
これを勘違いして、陰口を言ったり嫌がらせをする方がいるのでメンタルの強さは必要です。
そういった方は、どれだけ長くても数年でお別れするので相手にせずに右から左に受け流しましょう。
また大量に演技の指摘をされた時にもメンタルの強さは必要です。
どこかのバスケ監督が言ってましたが「諦めたらそこで試合終…」おっと誰かきたようです。
おしゃべりなほうだ

おしゃべりが得意な人は基本的にコミュニケーション能力が高いと思います。
ただし、一方的に喋り続ける「おしゃべりな人」とは違うので気を付けてくださいね。
おしゃべりが上手な人は「相手はどう思っているか?話題を変えようか?そういえばこんな事が好きだった」といったことを瞬時に捉えて会話してます。
これらは演技をする上でも役立つ能力ですよ。
目立ちたがりなほうだ
少し前までは声優がテレビに出ることはあまり多くありませんでしたが、今では皆さんご存じの通りですね。
テレビ・イベント・ライブなど注目を浴びることも多く、目立ちたがりな性格のほうが向いていると思います。
とはいえ、もともと劇団の役者などが声の仕事をしていたので、基本的には目立ちたがりな人の方が多い業界です。
私はどうなのかって?「もちろんおしとやかで引っ込み思案です!(ウソ)」
涙もろい
涙もろいということは対象を理解し、想像し、共感することができる人だと思います。
感情を表に出すことに抵抗が少ないのは、声優の訓練でも役立ちますよ。
想像することが好き
台本には一言しか書いてないセリフでも、足らない部分を想像して補うことで、まさに今起きているように表現することができます。
声優はスタジオに居ながら宇宙でも海の底でも表現しなくてはならないので、とても重要な能力ですよ。
想像力が豊かなら、ひとつのことに対して多くの表現方法を思い付くことが出来るので現場でもとても役に立ちます。
作品にツッコミをいれてしまう

ストーリーの矛盾点に気付いたり、キャラクターの行動が気になることは、よく観察して話を理解しようとしている証拠です。
しかし、いざ自分が演じる側になるとありえない演技をしてしまうことはよくある話です。
見るのと演るのでは全然違うので、結果ツッコミを入れる際にも優しくなって、代わりに原因や理由を探るようになっていきます。
遅刻や病欠が少ない
声優業界だけではありませんが、時間を守れること、健康を維持できることなど自己管理能力は重要です。
収録には多くのキャストやスタッフが関わり、スタジオの時間も限られているので遅刻や病欠で収録できないとなると大問題になります。
電車が遅れたり止まったりなど不測の事態に対応するためにも、早めの行動を習慣付けるようにしましょうね。
声優に向いている人・声優適性診断
設問は10問程度なので数分で終わります。
結果はあくまで現時点での目安なので、これで何かが決まるわけではありません。
あまり深く考えずに気軽に選んでくださいね。
終了後には診断結果のページに飛ぶようになってます。
- 声の大きさ
- 声が大きいほうだ