女性声優の方が一人で使用できるボイスサンプル用セリフ原稿です。
今回は20秒～30秒程度の年齢の若い女性のものがメインです、よろしかったらお使いください。
練習・オーディション用として基本的にはご自由にお使いいただけます。
詳しい利用方法に関しては、掲載している原稿の取り扱い・著作権についてをご覧ください。
最後にはその他の台本やセリフもあります。
ボイスサンプル用フリー原稿！女性一人セリフ台本
ピンチ！
ハッ！ハッ！ハッ！まずい、時間が…！遅刻しちゃうかも！
でも、風紀委員長が寝坊で遅刻なんて…示しがつかないわ！
落ち着こう、急げば間に合うはず。
えぇっ！？…自転車のチェーンが外れた！
…もうダメだわ、なんでこんな時に限って…いや、まだ大丈夫、きっとなんとかなる！
(25秒～)
言葉の裏
あああああ、ムカつく！
「お前も喋んなきゃ高橋くらいかわいいのにな、アハハハ」
高橋は男だろってーのっ！
ほんっと、なんであんなこと言うかな…確かに高橋はかわいい顔してるけど…あれ？…てことは…褒められた？あれ？なにこれ？え？あれぇ？…いやいやいやそんなわけない！
もうなんなのよあいつ！(25秒～)
慣れない料理
野菜の切り方って難しいよね。…ふぅ、こんな感じかな…？
え？これって沸騰しすぎじゃない！？…マグマ？
大丈夫…落ち着いて、マグマにこれを入れて…よし…！
前よりは上手くできたかな？
あの人に褒めてもらえる日もくるかな…フフ。
(25秒)
ヤキモチ
ちょっと！あんた、あのコと話すとき距離近くない？
は？たまたま目に入っただけよ、うぬぼれるのも大概にしなさいよね！
だ、だれが私に近づけって言ったのよ！
そんなこと言ってない！
もぅ…やるなら、もうちょっとうまく近づきなさいよ…。
なんでもないバカ！
(25秒～)
卒業生代表
皆さん、3年前には想像もつかなかったけれど、遂に卒業の日がやってきました。
喜びと悲しみが入り混じるこの瞬間、言葉で表現するのは難しいですが、皆さんと過ごした日々は私の人生に深く刻まれています。
先生、私たちはこの学び舎で得た知識と友情を胸に、前へ進んでいきます。
厳しいこともあるでしょうが、必ず乗り越えていけると信じています。
みんな、おめでとう、そして、本当にありがとう。
(40秒～)
何かを変えたい
わたし、ずっと何かを変えたいと思ってるの。
でも、一歩踏み出すのが不安でさ。
だって失敗するのが怖いんだもん。
けど、一度きりの人生だから、チャンスを逃したくないんだ。
失敗してもそれは次につながるって、君が言ってたから。
だから、自分を信じて、進んでいこうと思うの。
(30秒～)
嫌味なお嬢様
あら、あなたもここにいたの？
まさか、私の足元にまでいるとは、ふふ、ちょっとは遠慮しなさいな。
あなた程度の家柄では、私の前に出てこない方が賢明でしょう。
まあ、でも、今日という日は誇って良いわ。私にこうして話かけて貰えたのだから。
あなたにとっては光栄でしょう。
(25秒～)
ギャル探偵
見て！このネイル！ピンクとゴールドのグラデーションに、スワロフスキーが入ってて、超可愛いんだよ！
あれ？どしたボク？何かあった？
うん…大丈夫、私がいるから、もう泣かないで良いよ。
ごめん今日はちょっとパス、先行って、うん、ごめんね～。
そうだ、どんなことがあったかお姉ちゃんに話してみようか？
お姉ちゃんね、実は探偵なんだ。
(30秒～)
取り調べ
お前がやったことはもうわかっている。
証拠は山のように積み上がっているんだ、あがくだけ時間の無駄だ。
なぁ、なぜこんなことをした？何のために？お前なら説明ができるはずだ。
先に言っておくが、私は絶対にお前を逃がさない。
(20秒～)
夕焼けの静けさ
夕焼けの空を見るのが好きなの。
太陽が地平線に沈んで、色とりどりの空になる瞬間が好きなんだ。
そこには一瞬の静けさがあって、日々の騒がしさが忘れられる…なんだか心が落ち着くの。
毎日同じじゃないから美しい、それがまた魅力なのかもしれないね。
(25秒～)
その他のセリフ台本・ナレーション原稿もあります！
ボイスサンプル用のセリフやナレーションの原稿をお探しの方は良かったら参考にしてみてください。
「少年役」の他、ちょっと変わった「悪役セリフ」もありますよ。
ボイスサンプルを初めて作る方は以下↓も良かったらご覧ください。
ちょっぴり解説＆ポイント
どういう意図で書いたか、作品の転換ポイントなどを書いてあります。
イメージが固定されてしまうかも知れないので、心配な方は読まないでくださいね。
「ピンチ」解説＆ワンポイント
ダメかも、でも頑張るを繰り返しています。
焦っている台本に「焦っている演技」をのせると、早口になってしまって逆に内容が伝わりにくくなるので、焦っていることはあまり気にしないほうが良いです。
演技は振り子と同じで、しっかりと困った＆落ち込んでから元気を出すとメリハリがつきます。
「慣れない料理」解説＆ワンポイント
作っている料理はなんなのか、なんの野菜を切っているか、誰のために作っているかなどを決めるとセリフが具体的になります。
セリフは独り言なのか、心の声なのかでも変わってきます。
作っている料理は２度目以上の挑戦のようですが、味見はしてないんですよね。
しかし何を作ってるんでしょうねぇ。
「夕焼けの静けさ」解説＆ワンポイント
この前に何があったのか、喋っている人との関係はどうなのかを決めることで、輪郭がはっきりしてきます。
情緒的なセリフは雰囲気だけでボンヤリするので、より細かく想像した方が良いです。
夕焼けを見ながら喋るか、隣にいる誰かに向かって喋っているのかで、音が変わります。
「卒業生」解説＆ワンポイント
卒業生が喋っています。
体育館や講堂ならマイクを使っているのでしょうが、教室なら直接語り掛けているかも知れません。
大切なのは空間や語り掛ける人数によって演技が変わるので、そこを想像して練習してみてください。
ほんの少しだけ、声を震わせるのも良いかも知れません。
絶対泣かないって決めてたのに声が震えてしまうのは、聴いている人の心が揺さぶられます。
「ヤキモチ」解説＆ワンポイント
好きな人が他の女子と話しているのを見てヤキモチを焼く場面です。
相手の言葉やリアクションを決めて、それに対してリアクションをとることで、聴いている人に情景が見えるようになります。
どちらかというと自分のセリフの言い方よりも、相手の言葉や行動を創りこんだ方がうまくいきます。
「何かを変えたい」解説＆ワンポイント
決めたことを、相手に止められたのでしょうか。
自分の内面を確認して話す部分と、相手に話すところで緩急に変化がでたりします。
笑いながら、泣きながら、苦しみながらなど足していくと、色々な意味にとれそうな台本です。
「嫌味なお嬢様」解説＆ワンポイント
よく出てくるタイプのお嬢様です。
大概噛ませ犬で、すぐに退場してしまうことが多いですが、物語のスパイスとしては重要なポジションです。
どうしても型になりやすい役なので「楽に掴めたら間違っている」くらいで考えていた方が良いです。
言葉自体すでに嫌味になっているので、嫌味を乗せない方が嫌味に聞こえます。
嫌味を言っているセリフに嫌味の演技を乗せると「小物感」が増加します。
「言葉の裏」解説＆ワンポイント
相手が好きなのか、まだ自分の気持ちに気づいていないのか。
言った人はあまり深く考えてなくてノリで言ってますが、それを深読みしちゃうんですよね。
ちょっとしたテクニックですが「」のセリフはきっちり演技するよりも、棒読みくらいで読んだ方が上手くいくことが多いです。
「ギャル探偵」解説＆ワンポイント
学校帰りでしょうか、友人と歩いているときに泣いている子供に話しかけるシーンです。
対友人と対子供との喋り方の切り替えがポイントです。
話している相手との距離を考えると上手くいきやすいです。
「取り調べ」解説＆ワンポイント
女刑事の取り調べです。
一色になりやすいので、語り掛けた後の犯人のリアクションや、こちらの動きを考えると、間や距離感に変化が出てきます。
真実を引っ張り出すために、色んな語り掛けを使ってみることを意識してみましょう。
