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【プラネタリウムのフリー原稿】ボイスサンプル用・星座などのナレーション台本をお探しなら

プラネタリウム」で流れていそうなボイスサンプル用のナレーション原稿です。

原稿は練習・オーディションなどでご自由にお使いいただけます。

詳しい利用方法に関しては掲載している原稿の取り扱い・著作権についてをご覧ください。

プラネタリウム風ナレーション原稿・台本

火星

太陽系の惑星の中でも特に人気のある火星。

火星は、夜空で赤く輝く星ですが、その赤い色は、酸化鉄が多い表面に由来します。

大きさは地球の約半分、重力は地球の約3分の1です。

大気は、二酸化炭素が主成分で、酸素や水蒸気はほとんどありません。

暑そうな雰囲気の火星ですが、気温は非常に低く、平均で約-63℃です。

この過酷な環境のなか、現在火星では4機の探査機が活動しており、常に私たちの想像力を刺激しています。

(45秒~)

さそり座

今宵は星空の旅へようこそ。

目を閉じて、神話の時代へと思いを馳せてください。

今夜は、力強くも傲慢な狩人オリオンと、彼を待ち受ける運命のサソリに焦点を当てます。

海の神ポセイドンとアマゾンの王女の間に生まれたオリオン。

彼は狩りの名手でありながら、その乱暴さで神々の怒りを買いました。

ある日、彼は「地上に俺より強い者はいない」と豪語し、これに激怒したゼウスの妻ヘラは、巨大なサソリを送り込みオリオンはサソリの毒針によって命を落とします。

この勝利により、サソリは星座として天に昇りました。

さあ、目を開けて、星座の物語をご覧ください。夏の夜空には、勇敢なサソリが、冬の空には、美しいオリオンが、永遠の追跡劇を繰り広げています。

(60秒~)

オリオン座

冬の夜空には、とても明るい星がたくさんあります。

中でも一番目立つのが、この三つの星です。

これはオリオン座のベルトと呼ばれる部分。

オリオン座は、古代ギリシャ神話に登場する狩人の姿をしています。

線を引くと、こんな感じですね。

オリオン座のベルトに下げられている剣の中央にはオリオン大星雲があり、望遠鏡で見ると、こんなに美しい姿が見えます。

また日本ではとても有名なM78星雲もオリオン座にあります。

(40秒~)

蛇使い座①

13星座の中でも最も謎に包まれた星座、蛇使い座を見ていきましょう。

蛇使い座は、さそり座といて座の間に位置し、古代ギリシャ神話に登場する医術の神アスクレピオスの姿をしています。

線を引くと、こんな感じですね。

蛇使い座は、巨大な蛇を両手でつかんで立っています。

掴まれている蛇は、へび座という別の星座です。

(35秒~)

かに座

春の夜空に輝く星座のひとつ、かに座。

この星座には、ギリシャ神話に登場する英雄ヘラクレスと怪物ヒドラの戦いにまつわる悲しい物語があります。

ヘラクレスは、ゼウスとアルクメネの子として生まれました。

そのため、ゼウスの妻ヘラに憎まれており、ヘラクレスに怪物ヒドラを退治することを命じます。

ヘラクレスが優勢に戦いを進めることを許せないヘラは、ヒドラの援軍として巨大なカニを送り込みます。

カニは、ヘラクレスがヒドラとの熱戦に集中している時にヘラクレスの足に向かって、大きなハサミを振りかざします。

しかし、カニに気づいていないヘラクレスは、勢いよくカニを踏み潰してしまいました。

ヘラは、カニの勇気を評価して天に昇らせましたが、ヘラクレスに全く相手にされなかったことを恥じて、星座になっても、暗くて目立たないようにしていると言われています。

(70秒~)

おとめ座

おとめ座は、手に麦の穂を持つ女神の姿をしていますが、そのモデルは、ギリシャ神話に登場する豊穣の女神デメテルと言われています。

デメテルには、大神ゼウスとの間に生まれた娘ペルセポネがいましたが、ある日冥界の王ハデスに見初められ、地中に引きずり込まれてしまいます。

悲しみに暮れたデメテルは洞穴に閉じこもり、地上では作物が育たず人々は飢えと寒さに苦しみました。

これを見かねたゼウスは、ハデスにペルセポネを返すよう命じます。

しかし、冥界のものを口にした者は、地上に戻れないという掟があり、ペルセポネは冥界の果物であるザクロの実を4粒食べてしまいました。

この掟のため、ペルセポネは一年のうち4か月は冥界で暮らすことになります。

それ以来、ペルセポネが冥界にいるときは、デメテルが洞穴に籠ってしまうため、地上では秋と冬が訪れるようになったのです。

(70秒~)

解説&ワンポイント

蛇使い座②

蛇使い座の中には、バーナード星というとても珍しい天体があります。

それは、太陽に次いで地球に最も近い恒星で、肉眼では見えませんが、望遠鏡で見ると、蛇使い座の足の近くにある小さな赤い点として見えます。

バーナード星は、地球から約6光年の距離にありますが、実は、私たちに向かって毎秒140キロメートルもの速さで近づいています。

これは、太陽系の外にある恒星の中では、最も速い移動速度です。

バーナード星は、約9800年後には、地球から見える最も明るい星になると言われています。

(40秒~)

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